今回のアーリー爆風のライブは著作権分配ライブと題して行う事がテーマなのである。
ご存知の通り私は楽曲自動入力システムを構築して記録を残しライブ演奏での楽曲使用を完全可視化し、使用料の包括契約という徴収側には都合が良いが著作権者にとっては極めて曖昧で不利な現状を打開しようと行動を開始している。
まぁとかくこの手の話しはややこしくなって説明だけで拒否反応を示す方々が多々いらっしゃるのだが、当日ライブにお客様として来て頂いた方には純粋にライブを楽しんで頂く以外何もないのであります。
私自身が作曲して登録されている曲を演奏して入力システムを使って記録を残し合わせて映像も撮って資料として添付出来るようにしておくってことで。
なので当日はバンバン勝手にお客様による録音・録画OKってことにします。
どうなのよっ?まったく。
アルバム等のパッケージ販売はジリ貧なのは時代の流れで止めることは出来ない。平成生まれの若い世代はCDプレイヤーすら所持しおらずスマホでのDLと再生がほとんど。
しかしそれはプレスした後、流通に乗り販売、在庫、返品等の不確実さや時間差が無く瞬時に確実にカウントされるのでメリットも多々有る。
ライブ演奏は今も昔も変わらないが映像記録も録音も手の平に収まるスマホで事足り、 入力システムへのアクセスもスマホでOKなのだ。
個別では煩雑過ぎるなんて言い訳はこの時代もう通用しないのだ。
容赦の無い徴収を行うのであれば、こちらもあくまで正当な分配を求めるのは当然のことなのである。
著作権管理団体は国民一般から音楽税を徴収しているのでは無く登録曲の使用料として徴収しているのだから、権利保有者に正しく分配しない、出来ないのであればその存在意味すら無いはずである。
日本の周辺アジア近隣諸国でもデタラメな遊園地やどっかで見たお菓子のパッケージ、バッタもんの戦闘ロボ等が多く見られ、その画像がネット上にUPされると「これだからあの国は…。」とか「選挙の無い国には著作権も無いのか。」と罵声を浴びせられているのだが。
日本も笑えんな、このままじゃ。
ただ映画館で、劇場で、ショッピングモールで、美容室で……etc。価格に上乗せされ一方的に払わせられた使用料はどこへやら。権利保有者の元へは届かずどこかへ行ってしまう。
これは災害時でも列を乱さず我慢強く順番を待つ国民性のように誇れるものとは話しが違う。