さて、ストンプ系コンプとしては驚異的なパフォーマンスを発揮するU-Ⅱ。アンバランス入力機器中ではラック系をも軽く凌駕してしまうそのサウンドには恐れ入るばかりだが、そのままではちょっと不都合な部分も有る。
ご覧のようにオリジナル状態だと底部の固定はゴム足と共締めになっている。ボード等に固定して使う場合はゴム足はじゃまなので取ってしまうのだが、トラスネジや鍋ネジの頭がポコンと出ているとベルクロでの固定にやっぱじゃまぁー。
オリジナルは3mmネジなんだけど、タップで4mmに切り直してと。
頭の小さい4mmネジの長さを揃えて底面とツライチになるようネジ穴を削り…。
完成ぇーーーーーー。
これでボードにしっかり固定できます。
それにしても中開けて基板眺めたり使ってるパーツやワイヤーをチェックして改めてびっくり。いいパーツ使ってるなぁーこれ。抵抗ひとつ取っても手抜き無いし、ヴィンテージ単線ワイヤーを使ってる箇所も。
ケースも肉厚で頑丈だし。
ペラッペラの基板1枚だけの物ではこう言う音にはならんよな、やっぱり。
確かに昔の電子パーツは生産技術的な問題でスペックは同じでも今より大柄だったして、結果リード線が太かったりしてそれが音に対して良い傾向だったりするのだが、悪戯にヴィンテージ思考ではないパーツ選びに関心する。
やっぱセンスいいんだわ、これ作った人。