「どこで弾くんですか?ブリッジ側? ネック側?」
「親指は返す?通過させる?」
「アタックは強い? 軽い?」
ひとつのフレーズやリフを弾くだけでもハジく場所や強弱がある。一概にどこでどう弾くなんてことは無いのだ。
何かの場合の説明をして「そう弾いてない!」なんて間抜けな奴がたまに居る。先ずフォーム有りきで物を考えている幼い連中にその手が多い。
10個連打してる中のひとつの音にその奏法を使っていることなんかは全然見落としてしまうような奴等ね。
強くアタックしたときの音が欲しい時に強くアタックするのだ。軽くトトンッと前に進むときは軽く弾くのだ。
ブリッジ側で弾いた音が欲しいときにはブリッジ側で、弦を思いっきりしならせてブォンとやりたいときはネック側で。
当たり前のことなんだけどね。
奏法が有ってサウンドがあるんじゃなくて、欲しい音、出したい音が有ってそれに合った奏法を選ぶんだよ。
どっかで見た切り取られた動画の一部を見てどーのこーのと言ってる奴は何も解ってないからね。
そんな奴に限ってライブを見た訳でも無く部屋に隠ってタダ動画を見てるだけなのだ。
1対1で「こうするんだよ。」ってことを教えてもらうことだと思っている人が多過ぎる。
実際目の前で弾いているのにね。どうやっているか解らないときは「解らないからもう一度ゆっくり弾いて。」と言えばよいのだ。ライブ中はそんなこと出来ないけれど、ベース教室はそのためにやっているから、「もう一度ゆっくり。」のリクエストはぜんぜんOKですよ。