ここで登場! 私の強力なブレイン、パックホース・ケース・ジャパンの仙波さん。
この会社はもともとイエスのリック・ウェックマンがツアー先でいつも自分の機材が壊れている事に腹を立て「そんなら世界一丈夫なケースを自分で作ってやる!」と始めた会社で、本社はイギリスに在り親玉はリックさんです。
作業している工場は大阪の箱作(はこつくりでケースを作ってるなんてベタなギャグかい)に在るパックホース工場で一連の作業は仙波さんとの共同作業です。難しい作業は「仙波さんお願いね」なんて感じ。だはははー。
国内大手の音響屋はもちろん世界を転戦するホンダやニッサンのレーシング・チームまでパックホースのヘビーユーザーです。街の楽器屋さんで売ってるケースとは格が違います。
今回のエンクロジャー作りは、この工場へ5日間泊まり込んでの作業なのだ。
で、上段は特殊な刃を付けたルーターでの面取り作業中。
2段目の画像は切りっぱなしの板を組んだ状態。
面取り後の状態。いきなり製品っぽくなったでしょー。ここまで来るとかなりエンクロージャーらしくなってワクワク感が高まってくるのだ。
仙波さんがカリカリ削っているあいだに私はスピコン・パネルのハンダ作業。
もちろんパネルも自家製、H&Sはほーじん&仙波のコトね。メイド・イン・ハコツクリってのがイカしてるでしょ。