出来上がった箱にパンチを貼ったらいよいよパーツ類の組込みなのだ。
ハンドル、スピコン・パネル、共鳴ダクト、ゴム足等はもちろん全て受けはTナットにしてあるので木ネジがすぐバカになるようなことは無い。
最初の画像は吸音材のニードル・フェルトを敷き詰めている図。スピーカーは当然背面からも音が出る、それを箱に閉じ込めて前面の音と混じらないようにするのがエンクロージャーの役目(混じると位相がグチャグチャになっちゃうからね)。
しかしコーン紙は薄い紙なのでどうしても箱の中の音を表に通してしまう。特に位相を乱してしまう中高音の反射がやっかいなので吸音材で箱内のフラッターを抑えるのだ。
吸音材の量や素材でトーンも微妙に変化する。完成当時はニードル・フェルトだったが、後に吸音用グラスウールに換え現在に至。
仙波さんによるコーナー金具の取付の図。
ルックス的にもグッと締まり取付後の下部と取付前の上部では全然違うでしょったら。
そして最後に控えしはElectro-Voiceのスピーカーユニット。EVX180Bはウーファー、15BX、10BX、Force10はフルレンジ。とにかく私、大口径ユニットはエレクトロボイスでなくてはダメなのだ。
もう32年間エレボひと筋です。