15インチの上の乗っかっているのがGⅢ-EXツイーター。とは言っても中にコンデンサが仕込まれている訳では無くそのまま突っ込めばフルレンジである。
「見た事あるユニットだなー」と思う方も多いはずで使っている外側2個はBOSE802のユニット。所謂メガネボーズのフルレンジ。内側2個もBOSE101用ユニット。
小口径で耐入力が高く周波数特性1khz〜10khz以上の物ぉ〜と探していたらBOSEに行き当たった。ユニット単体も安価だし。
パックホース・ケースの3Uラックに吸音材を仕込みエンクロージャーとして利用。これぐらいしっかりしたケースだとスピーカー・ボックスとして使えてしまうのだ。
ラック内にBOSE101用のパワーアンプを固定。プリアンプのハイパス・アウトからの入力で単独で鳴るアクティブ型。
バッフル板はMDFを使用。小口径のユニット用としてはなかなかの適材で加工もしやすい。大口径の穴開けは専用マシンが無いと地具を作ってからルーターでシコシコやるのがなかなか大変なんだけどユニット口径11.5cmだと12.5cmくらいの穴開けなのでボール盤でOK。
自由錐の刃を取り付けてグリグリっとやれば簡単に穴開け完了。正に日曜大工のお父さん気分だが、作業は真夏の炎天下だったのでけっこうへこたれたなぁ。
内蔵パワーアンプとノイトリックのアンバランス・ジャックのパネルを製作。
ラックの裏蓋に取り付ければ、う〜む、だんだんツイーター用の箱っぽくなって来たぞー。
画像のスピーカー・コードは無酸素銅の一般的な撚り線平行2芯だが、後のテストの結果WE24AWGの単線ワイヤーの方が数段音抜けが良かったので変更した。
11.5cm×4のツイーターは予想通り強力で、小ホール規模の会場でもベースの輪郭がボヤけず生音ですっ飛んで行く。
ちゃっちくて音色のコントロールも出来ない昨今流行のセラミック・ツイーターは嫌い。
やっぱ紙の音が好きなのさ。